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麻雀概論I
デジタル麻雀を超えた、「サイエンス的麻雀解析理論」の連載です。

麻雀概論I 第2回 準備

麻雀は、◯×ゲームや、オセロ、チェス、将棋などと違い、ルールも複雑、組み合わせも膨大、
特例も多大、と、とても複雑怪奇なゲームとなっています。

これを数学的に解明するのは、とてもたいへんです。

そこで、まずはいくつかの段階に分けて、麻雀を数学的に解析していきたいと思います。

1 アガリ形(14牌)の全組み合わせからの解析
2 1を元に鳴ける場合の解析
3 順目ごとの確率変動などの解析
4 さまざまな場面での解析や、総合的な解析
5 その他

1は、要するに天和の確率です。
天和の時に、各手役はどのくらいの割合で出現するのか?
これが麻雀の手役を考える場合、すべての基本の確率となります。

2では、これを元に、鳴ける手役の確率をどのくらい多く見積もればよいか?などを考えていきます。
3は、さらに複雑に順目毎のこれらの変化などを解析していきます。
4、5は、総合解析となります。


基本的には、この順番で行っていこうと思いますが、時にはこれらは前後することもあります。

そして主に、数学(高校レベル)の話が多くなると思いますが、数学の話が興味ない人は
「結果」だけを見ても、いろいろと面白い知見が得られるのではないかと思います。



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