■前回の解答
解答 リーチして5200にする
解答 すでに5200あるのでダマにする
解答 すでに8000あるのでダマにする
※他家から先制攻撃無しの時で、平場(点棒があまり動いてない状態)のリーチの有無です。
終局間際のラス目などはUやVでもリーチを掛けざるを得ない場合が多々あります。
★結論
役有りで5200以上ある時はリーチせず、5200に足りない時はリーチを活用しよう。
リーチするかどうか迷ったら52(ゴーニー)ビジョンを思い出して!
■52ビジョン的何切る〜応用編〜
さて何切る?
タンヤオ確定のこの手。何切りがいいでしょうか?
切りの場合
いわゆるぶれない三色(345,456どちらも狙える)の形です。
テンパイに必要な牌は、4種16枚あります。
この形で和了した場合は、100%三色含みとなり、50%で三色(2ハン)が成就します。
もちろん、100%ピンフ(1ハン)がつきます。
切りの場合
広く、必ずリャンメンが残る形です。
テンパイに必要な牌は、8種28枚あります
456の三色になるには
or
の8枚を引き、さらに
、
の4枚必要です。
8枚/28枚×4枚/8枚≒14.3%
つまり14.3%で三色(2ハン)が成就します。
ピンフになるには
、
の16枚が必要です。
16枚/28枚≒57.1%でピンフ(1ハン)になります。
ピンフが崩れる(三色も)のは、
、
の12枚です。
12枚/28枚≒42.9%でピンフになりません。
その内ドラ受けにもならないのは、
の6枚です。
の6枚はドラ受けは残るが、ドラでアガらない可能性は(つまり
六でアガル※)4枚/8枚です。
6枚/12枚+(6枚/12枚+4枚/8枚)=3/4
12/28×3/4≒32.1%
つまりピンフにもならず、ドラもゲット出来ないタンヤオのみになる確率は32.1%です
※実戦ではドラの
とドラでない
は出アガリする確率は同じではないです。
但し、聴牌までと、ツモアガリに関する確率はこの考え方で問題ないです。
比較
切りはリーチすれば最低5800点、最高18000点(リーチプレミア含まず)あります。
ですから確かにアガリの打点では、
切りに軍配が上がります。
しかし、スピードは
切が圧倒的に上です。
テンパイチャンスは16枚→28枚なので、1.75倍聴牌スピードが上がります。
そしてドラが
というのがミソで、同じ受け入れ枚数の
切りにしない秘密はここにあります。
三色が崩れたとしてもドラ受けが残る可能性があるからです。
32.1%でタンヤオのみになりますが、リーチを掛けて、ツモ、裏、一発などを考えると、
リーチタンヤオの3900点でおさまる可能性は更に低くなります。
何度も言いますが、麻雀の点数計算のシステム上、4ハンまでが点数効率が良いのです。
(4ハンまでは1ハン上がるごとに点数が倍倍に増えていくので)
ハネ満、倍満が欲しい状況でもなく、アガリ逃がしが余りにも痛いので
私はスピードを落とさずに、
打点がある程度見込める(プラスαで4ハンに近づく)
切りが優れていると思います。
最高形の手前を目指す感じで〜〜〜かな^^
★52(ゴーニー)ビジョン
プラスαで4ハンを目指す。つまりはその手前3ハン40符ぐらいを狙う。
子の場合は5200ぐらいを目安に!(親は7700ね^^)
以上を踏まえてここで問題
今回の例題とまったく同じ牌姿。違うのはドラが
になっただけ。
52ビジョン的に何切る?(親だから77ビジョン?)
解答は次回に〜^^