■ジュラシック・ワールド　　　☆☆




まあまあなんじゃないかなあ。
ターミネーターほどひどくはないw
好きな人は劇場へ行っても損はしないと思う出来。

ただ、ひどいことはひどい部分も多々ある。
例えば、オープニングカットからしてそうだ。
もう、ジュラシックだ、とわかっている映画なのに、あんなファーストカットで入るとは、
凡庸も良いところ。
スピルバーグがメガホン取っていたら、ああはしなかっただろうに。

前半少し長いし少しタルイし、余計なエピソードいらないし、軍隊系のデブのオッサンも
行き当たりばったりだし、シナリオ練れてないしご都合主義だし、
いつもと同じだし、ラストのネタも推測ができるし、、、
と言いたいことはたくさんあるけれども、
劇場で観ると、中盤以降のアクション展開は迫力あって満足できる出来だと思う。

ただ気になったのは、前半でＣＧがやたらといい加減なところが何カ所かある点。
あれは、孫請け当たりのチームがいい加減にやったんだろうなあ。
第一作にも劣るようなＣＧがいくつかあったのが気になるね。
一番気になったのは、前半で川へ飛び込むシーンの恐竜のＣＧ。
昔のオプチカル合成か、第一作目のスターウォーズか！　みたいなＣＧで萎える。。。。
後半のＣＧは問題ないけどね。

ＤＶＤの時にああいうのはせめて直せよな、、、と思うんだけど、
ロードオブザリングの音声も治ってないし、どうせあのまんまなんだろうな。

どうでもいいけど、監督はスピルバーグじゃないんだね。
エグゼクティブプロデューサーだから、カネ集めただけじゃん！
どうりで演出にタメがないというか、あっさり見せてしまうと言うか、
匂いや頭がすごく良いという伏線も生かされてないし、、、、
まあ、そんな感じの監督なんでしょう。

　　『　また繰り返し。。。　』