■カリフォルニアダウン(原題:サンアンドレアス) ☆☆
「おっぱいが気になって、映画に集中できない!」
という映画評に釣られて鑑賞。
冒頭、1分ですぐにおっぱい。
5分で黒ビキニの主役おっぱい。
その後も出てくる女の人はみんなおっぱい。
しかし、実はおっぱい映画だと思ってると肩すかしをくらう。
確かに細身なのにかなりの爆乳でとてもいいおっぱいなのだが、出番はそれほどでもない。
それよりも普通に、災害パニック映画として出色の出来と言っていいだろう。
冒頭、思わせぶりなドキドキから、いきなりの展開でつかみはパーフェクト。
その後もテンポ良い展開で、飽きさせずに最後まで持っていく手法はさすがのもの。
実はこの映画、たぶん、以前に分析した「スピード」と同じ緩急の編集技術を使っている。
そのおかげで、殆どだれることなく最後まで楽しむことが出来る。
ドウェイン・ジョンソンだしどうせB級だろうと思って期待していなかったのだが、
A級品と言って良い、アクションやCG、演出、シナリオ等で、
災害パニック映画としては、たぶん史上ベストな出来じゃないだろうか。
個々の災害アクションについても、これまでに無いさまざまなアイディアが盛り込まれていて、
CGやアクションの激しさだけでなく、企画として観ていて飽きない新鮮な驚きがある映画だ。
(例えばタンカーのシーンなんかは、思わず感嘆させられた。)
また、その映像も良い。
こういった映画なのに、光と構図が良く考えられており、映像単体としても観るべきものが多い。
そして、こういうアクション映画にありがちな裏ストーリー(恋愛や親子の葛藤等)も、
もちろん盛り込まれてはいるのだが、それにムダに時間を長くかけて中盤をダレさせたりせず、
ほどよくテキトーに入っている感じ(笑)で、パニック映画としての全体像をジャマせず良いバランスになっている。
細かいつじつま合わせの部分では、家族を助けるだけの単独行動とか、飛行機の後始末とか、
いろいろボロはあるけれども、それがあまり気にならないくらいしっかりとした出来だ。
あとは、原題はそのままでもよかったんじゃないかな。
サンアンドレアス断層は有名だしね。
エンドロールまでなかなか凝っていて良かった。
この監督は、この映画に細部まで相当こだわっている感じがして、とても好感が持てる。
惜しむらくは、おっぱいはもっと最初の方でボロボロになってチラチラしてれば
より一層緊張感が増したのになあ。
もうすぐ公開が終わってしまう地域が多いようだが、まず観に行って損は無い映画だと思うおっぱい。
ぜひ劇場で堪能しましょう。
(※注 東日本大震災、阪神大震災などで被災してトラウマがある人は観に行ってはいけません。)
『あなたもおっぱいに釣られて素敵な体験を。』
【星の説明】
☆☆ 以上なら見ても損は無いでしょう。
☆☆☆☆☆☆ |
神!! |
☆☆☆☆☆ |
UNBELIEVABLE!! ベスト映画! |
☆☆☆☆ |
素晴らしい!ぜひ皆に勧めよう |
☆☆☆ |
面白い。見ましょう。 |
☆☆ |
なかなか面白い。 |
☆ |
見たければ見れば? |
- |
どーでもいい。 |
× |
見るだけ時間の無駄。クソ映画。 |
×× |
超クソ映画。 |
××× |
ふざけんな!作った奴誰だ! |
×××× |
お前に映画を作る権利はない。 |
××××× |
もはや言葉にできない。 |
×××××× |
悪魔!! |
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